まだ夜が明けきらないプラットホームに停車する神戸電鉄。その朱い車両の輪郭はまっすぐに伸び、ある一点で消失する。中学校の美術の授業で「消失点」という言葉を知った。それ以来、幾何学的なものを目にした瞬間、消失点という言葉がよぎる。待ち合わせの…
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