自転車で山、海へ行く

山、海、街、自転車、船、本のこと

点と点のつきあい(2022/01/06)

「点と点のつきあい」

私はこのごろ、こう思う。

人は、点と点のつきあいでよいのだ。

全貌くまなく捉える線のつきあいでなくともよいのだ。自分にとっての、「その人」というだけでよいのではないか。

小さい一点だけの「真」でよい、それを通しての人として捉えるのがよい。だから私にとってはいい人であっても、他の人にはよからぬ人ということもあろうし、その反対の場合もあるだろう。

反対の場合もあると知りつつ、私は点の部分で、その人をいとおしみ、親しんでいくであろう。

田辺聖子さんの『老いてこそ上機嫌』という本から引用させてもらった。この本を読んだとき、人付き合いの何たるかを知ることが出来たような気がした。他人のすべてを知るのは無理な話で、すべてを知ろうとすること自体ごうまんである。逆の場合も然り、自分の全てを知ってもらおうとするのも、相手方にかかる負担が大きい。どれだけ気心の知れた間柄であろうと、決して人依存になるべからず。

f:id:massto0421:20220106211535j:image