茄子がままに

週末の山遊び、街遊び、自転車遊びのこと。ホームマウンテンは六甲山です。

六甲山に寄せて(2023/04/09)

六甲縦走キャノンボールランで知り合ったウエダさん、マツイさんのお二人と、マツイさんのお友達のトラさん、サオリさん、カオリさんの計6人で、去年の6月に摩耶山を走った。元来人見知りの自分でも居心地よく山を楽しめたのは、皆さんの人柄の良さに他ならない。その後もSNSでやり取りしたり、トレラン、マラソン等の大会でちょくちょく会ったりと交流はあったものの、それ以来いっしょに走る機会は無かったので声をかけてみた。皆さんお忙しいなか日程を合わせていただき、また全員そろって走れてとても嬉しかったし、何より楽しくて仕方なかった。f:id:massto0421:20230411063328j:image

六甲山が繋いでくれたご縁は数知れず、私の人生に沢山の彩りを与えてくれた。また忙しない日々を生きていくなかで、頭を空っぽにして一人で裏山を駆けまわる時間は、人生に適度な余白を与えてくれた。四季折々に見せる山の表情は私の心を豊かにし、ときに見せる自然の厳しさは、人という存在がいかに小さなものであるかを教えてくれた。六甲山がもたらす恩恵を余すことなく享受してきた者の使命として、自らの生涯を通して六甲山に恩返しをしたいと思うのは大げさだろうか。六甲山のために何ができるか、なけなしの頭を使ってぼんやり考える。そんな日曜日の夜。f:id:massto0421:20230411063013j:image