六月初めの常念乗越 残雪に輝く槍・穂高の稜線 標高三千メートル 豊かなカールの雪をめぐらす 中岳支稜に浮かぶ あでやかな 残雪の造型 右手にかざす扇に 岳の夏を呼び たゆとう袂に 稜線の春を送る あわただしく移りゆく 季節の谷間に ひそやかに 浮かび 舞…
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