茄子がままに

週末の山遊び、街遊び、自転車遊びのこと。ホームマウンテンは六甲山です。

加藤文太郎

ブログ紹介と記事一覧(固定)

自己紹介 神戸出身、堺在住の1999年生まれ。六甲山の麓で生まれ育ち、幼いころから親に連れられ六甲山へ。学生のころから始めたロードバイクをきっかけに六甲山の魅力に憑りつかれて入り浸るようになる。2020年に就職で堺に引っ越したが、週末になると神戸に…

拝啓 加藤文太郎 兵庫縦断176kスピードハイク(2022/5/3,4)

晴れわたる日本海をバックに「拝啓 加藤文太郎 兵庫縦断」と書かれた大きな横断幕が吊るされている。その傍らで砂浜に横たえて少し居眠りをした。待ちに待ったこの日を迎えることに興奮して前日はあまり寝付けなかったのだ。波打つ日本海のさざめきと燦々と…

海岸列車・浜坂旅情(2022/5/2)

初夏の訪れを予感させるような新緑の山中を、播但線の朱い列車はゴトゴトと走る。連休真っ只中だというのに、車内には地元の高校生でひしめき合っている。校名の刺繍が入った大きなカバンや、車両の天井に届きそうな薙刀らしき長物を持っている様子から、部…

カトブン式六甲全山縦走(2020/09/26)

新田次郎『孤高の人』で知られる加藤文太郎は、私が尊敬する人物の一人だ。その旨は兵庫縦断スピードハイク(2019/11/05) - 自転車で山、海へ行く に書いたので、ここでは割愛する。加藤文太郎は六甲全山縦走の先駆けとなり、その後も厳冬期のアルプス縦走…

兵庫縦断スピードハイク(2019/11/05)

新田次郎の小説『孤高の人』を読んだのは確か2年前だっただろうか。 神戸市が主催する六甲全山縦走大会を初めて完歩して間もないころだった。 “加藤文太郎” 小説を読み終えてからしばらく、その名前が頭の中から離れなかった。 神戸の三菱内燃機で製図修行生…