茄子がままに

週末の山遊び、街遊び、自転車遊びのこと。ホームマウンテンは六甲山です。

神戸

ブログ紹介と記事一覧(固定)

自己紹介 神戸出身、堺在住の1999年生まれ。六甲山の麓で生まれ育ち、幼いころから親に連れられ六甲山へ。学生のころから始めたロードバイクをきっかけに六甲山の魅力に憑りつかれて入り浸るようになる。2020年に就職で堺に引っ越したが、週末になると神戸に…

須磨ビーチマラソン(2023/05/20)

アドベンチャーランナー北田さんのSNSにて須磨ビーチマラソン開催の告知があった。主催は神戸のヤノスポーツさんのようである。“サハラ砂漠1200kmを走破したアドベンチャーランナー北田雄夫と42.195kmを走る”という謳い文句に惹かれた。面白そうだなと思いす…

あけおめろっこう(2023/01/01)

“今年一番最初に六甲山最高峰に登った人”の称号を得るために、今年も年越し六甲ハイクを敢行。ハイクというかトレラン。紅白歌合戦が流れるリビングでいそいそと山支度をする。その光景を見慣れている家族は特別何をいうわけでもなくテレビを観ている。 22時…

神戸マラソン(2022/11/20)

第10回神戸マラソンのエントリー抽選が当たった。東神戸マラソンではなく、神戸マラソンである。地元民なら一度は出たいマラソン大会であろう。マラソンといえば、日本におけるマラソン発祥の地は神戸である。1909年、湊川の埋立地(現在の新開地あたり)か…

六甲山に寄せて(2023/04/09)

六甲縦走キャノンボールランで知り合ったウエダさん、マツイさんのお二人と、マツイさんのお友達のトラさん、サオリさん、カオリさんの計6人で、去年の6月に摩耶山を走った。元来人見知りの自分でも居心地よく山を楽しめたのは、皆さんの人柄の良さに他なら…

Pink Moon(2023/04/02)

三宮センター街のジュンク堂で又吉直樹の新作エッセイ集『月と散文』を買い、リューアルオープンしたての東遊園地のベンチに座ってページをめくる。春の陽気、通りぬける風、青々とした芝生、子供のはしゃぐ声。どこをどう切り取っても春の休日に相応しい和…

寂寥の春(2022/04/02)

堺から自転車を走らせて神戸へと帰る道中、武庫川を境に空気が変わるのを実感する。武庫川の北方に視線を投げると、宝塚あたりに六甲山の裾があって、その尾根は西へ伸びるにつれ高度を増していく。空気が変わる。それは六甲山から吹きおろす阪神間特有の風…

裏山ランと元町通り(2022/02/13)

ここ最近、左の腸脛靭帯炎に悩まされ思うように走れなかったが、ようやく回復の兆しが見えはじめ、徐々に距離を伸ばして走れるようになってきた。それで久々に裏山へ走りに行った。本山から高座の滝まで走り、ロックガーデンを登る。途中、道を逸れて岩場を…

貴船のご安航を祈る(2022/02/05)

大和川からの朝焼けが美しい今日は、高専の友人が乗船する「青雲丸」という練習船の見送りに行った。堺の社寮から神戸港までsequelで向かう。スルーアクスルの効果で走り出しが軽く、信号が多い街中でも、きびきびと快走できた。HAT神戸まで来る頃には、太陽…

辺境・近境(2022/02/27)

運ばれてきたシーフード・ピザには「あなたの召し上がるピザは、当店の958,816枚目のピザです」という小さな紙片がついている。その数字の意味がしばらくのあいだうまく呑み込めない。958,816?僕はそこにいったいどのようなメッセージを読みとるべきなのだ…

風の便り(2022/01/29)

君が所帯を持ったことも、子供が生まれたことも、風の便りに聞きました。この世の中には、風の便りというものがあって、こちらがべつに求めることをしないでも、消息を聞かせてくれるものですね。なにげなく齎されたものがいちばんいい。どこかの国の古い諺…

知ろうとする姿勢(2022/01/17)

昨日は午前中にタウンガイドを済ませ、午後からジュンク堂三宮店におもむいた。5階で開催される「阪神淡路大震災から27年」を語り継ぐトークイベントを聴くためだ。登壇者は年齢も境遇も異なる3人の方々。それぞれ立場が異なるなか、震災から27年目に思うこ…

垂水ナリエなり(2022/01/02)

この日は高専の友人と、友人の彼女さんの3人で王子公園近くの「Shin's Burger(シンズバーガー)」に来ていた。友人はいま徳島に在住しているが、地元がここ灘区の王子公園あたりで、学生のころはよく一緒にシンズバーガーに来ていた。友人の彼女さんは自分…

保久良山とぼくらの街(2022/01/01)

明けましておめでとうございます。昨年は社会人2年目にして仕事が本格化し始め、平日は息つく暇もありませんでした。会社から帰ってきては布団に潜り込み、気づけば日付が変わっている。そんな毎日を過ごしていました。それでも無事に2021年を乗り越えられた…

僕に踏まれた町と僕が踏まれた町(2021/04/17)

実家のある本山の町内からは、どこにいても保久良山の鳥居と石灯籠がよく見える。少し開けた山の中腹にそれらは建っており、昼夜を問わずいつでも麓の町を静かに見守っていた。 保久良山は子供達にとって格好の遊び場だった。小学生の頃は友人とよく秘密基地…

春の数えかた(2021/02/27)

今週は夜勤で、毎日残業をしていた。会社を出るころにはもうすっかり日が昇っていて、寮についてベッドに入っても中々眠れない日々が続いた。昨日に至っては1時間ほどしか眠れず、仕事中はたびたび意識が飛びかけたが、なんとか1週間を終えることができてホ…

摩耶山のある生活(2020/07/18)

“NO LIFE NO MAYA” 私の人生のモチベーションは全て摩耶山に帰結し、摩耶山無くして週5日の労働は多分耐えられないし、私の青春の全ては摩耶山にある。 と言ったら大袈裟になりますが、そう言いたくなるほど私は摩耶山を愛してやみません。 とかく摩耶山に登…

帰省マラソン(2020/4/23 )

就職により4月から大阪の堺市に移り住んだわけですが、4/25が曽祖母の13回忌の法事ということで神戸に帰ることになりました。極力人に会わないように帰るにはどうすれば良いか?自転車で帰るのが1番手っ取り早いのですが、社寮から実家までの距離を調べてみ…

シム記念・摩耶登山マラソン(2019/12/07)

A.Cシム(アレキサンダー・キャメロン・シム) スコットランド生まれ、イギリス出身の薬剤師、実業家。神戸開港の2年後、1870年に来神し居留地の18番館にシム商会を設立。薬品の輸入・販売をする傍ら、日本初のラムネの製造・販売も手掛ける。当時、コレラが…

東神戸マラソン(2019/11/17 )

2019年11月17日、東神戸マラソンに出場してきました。神戸マラソンではなく東神戸マラソンです。 神戸マラソンでは東神戸を走らないことに憤慨した灘区民の方が考案した草レースで、今や神戸マラソンと同等もしくはそれ以上にアツい大会となっております(知…