茄子がままに

週末の山遊び、街遊び、自転車遊びのこと。ホームマウンテンは六甲山です。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

風の便り(2022/01/29)

君が所帯を持ったことも、子供が生まれたことも、風の便りに聞きました。この世の中には、風の便りというものがあって、こちらがべつに求めることをしないでも、消息を聞かせてくれるものですね。なにげなく齎されたものがいちばんいい。どこかの国の古い諺…

霊仙山クリパ山行(2021/12/25)

雪山デビューとして昨年の12月25日に登った霊仙山(滋賀県)では、かなり痛い目に遭った。比較的気温が高かった当日、米原へと走る琵琶湖線の車窓から外の風景をみても、あまり雪の気配は感じられなかった。念のため持ってきた仰々しいピッケルを見てると苦…

知ろうとする姿勢(2022/01/17)

昨日は午前中にタウンガイドを済ませ、午後からジュンク堂三宮店におもむいた。5階で開催される「阪神淡路大震災から27年」を語り継ぐトークイベントを聴くためだ。登壇者は年齢も境遇も異なる3人の方々。それぞれ立場が異なるなか、震災から27年目に思うこ…

小野アルプス縦走(2022/01/03)

比較的温暖な気候の神戸市でも、北区となると話は変わってくる。「新神戸トンネルを抜けると雪国であった」と揶揄されがちだが、笑い話ではない。この日も雪は降っていないものの、ツンと冷たい空気がはりつめる朝だった。僕は待ち合わせ場所のコンビニでホ…

垂水ナリエなり(2022/01/02)

この日は高専の友人と、友人の彼女さんの3人で王子公園近くの「Shin's Burger(シンズバーガー)」に来ていた。友人はいま徳島に在住しているが、地元がここ灘区の王子公園あたりで、学生のころはよく一緒にシンズバーガーに来ていた。友人の彼女さんは自分…

点と点のつきあい(2022/01/06)

「点と点のつきあい」 私はこのごろ、こう思う。 人は、点と点のつきあいでよいのだ。 全貌くまなく捉える線のつきあいでなくともよいのだ。自分にとっての、「その人」というだけでよいのではないか。 小さい一点だけの「真」でよい、それを通しての人とし…

保久良山とぼくらの街(2022/01/01)

明けましておめでとうございます。昨年は社会人2年目にして仕事が本格化し始め、平日は息つく暇もありませんでした。会社から帰ってきては布団に潜り込み、気づけば日付が変わっている。そんな毎日を過ごしていました。それでも無事に2021年を乗り越えられた…

年の瀬全山縦走(2021/12/31)

2021年を締めくくるために六甲全山縦走へ。本来なら須磨もしくは宝塚からスタートするのがセオリーであるが、電車移動が面倒なので本山スタート。12/16の奈良マラソン以来まともに走っていないので、すぐに息が切れる。おまけに先週、霊仙山の帰りにドブに落…

その線は水平線(2021/12/30)

7時半ごろに起床。こんな時間まで寝たのは久しぶりで、いつまでも布団に入っていたい気分。しかし旅館の朝ごはんが7時半からなので急いで起きる。他の3人も眠そうにしながらゾンビのようにむくりと起き出した。窓には燦々と水面輝く宍道湖が枠いっぱいに広が…

宍道湖のしじみになりたい(2021/12/28)

待ちに待った年末旅行の日が来た。今年は高専の同級生3人と島根県へ行く。そのうちの一人「すずめ旅行社」と自称する旅行好きの友人がイチから計画を立ててくれた。宿泊地の予約だけでなく、メンバーひとりひとりの最寄駅からの交通手段をすべて調べ、特急券…

鯖日記(2021/12/28)

12月27日の夜勤で仕事納め。退勤後は帰省の荷物を詰め込んだザックを背負って、そのまま友人と京都へ。目的は上賀茂神社のそばにある「今井食堂」で鯖煮定食を食べること。もうひとつは錦市場で祖父母への手土産を買うことだった。今井食堂は年末の営業状況…