2023-01-01から1年間の記事一覧
裏銀座縦走2日目 3:00 双六小屋出発。相変わらず風は強くガスも濃い。双六岳の山頂周辺はなだらからな丘陵地帯のようになっているため、今日のようにガスが濃いと非常に道がわかりづらい。登山道沿いにポツポツと積まれているケルンに時折助けられながら、登…
ボーカルの岸田さんは眼鏡を掛けていたし、靴ひもを結び直したり、アンコールの曲を決めてなくて相談しているあいだちょっと待たされたり、そういう日常と地続きの光景が含まれているからこそ、音楽によって何度ももたらされるカタルシスを特別なものとして…
3連休なか日ということで高速道路は混雑をきわめ、13:34に上高地到着予定だった高速バスは約1時間遅れとなった。バスの車内で北アルプスの天候情報を収集していたが、槍ヶ岳周辺の稜線ではかなりの強風が吹いているようだった。また先月、パノラマ銀座を一緒…
RNT100とは "六甲山で100マイル" 六甲山をホームマウンテンとするトレイルランナーであれば誰しもが思い描く夢だと思います。2021年に新神戸を起点にして32kmのコースを5周する「シェール100」が開催されたり、個人個人が自主100マイルとして六甲山のローカ…
自己紹介 神戸出身、堺在住の1999年生まれ。六甲山の麓で生まれ育ち、幼いころから親に連れられ六甲山へ。学生のころから始めたロードバイクをきっかけに六甲山の魅力に憑りつかれて入り浸るようになる。2020年に就職で堺に引っ越したが、週末になると神戸に…
3:30ごろに目が覚めた。大天荘のテン場は標高が高いこともあり毎回眠りが浅いのだが、昨晩は割としっかり眠れた気がする。テントを撤収してから再び大天井岳の山頂へ向かった。初めて大天井岳を訪れたときのご来光は、眼下の安曇野や松本の町を埋め尽くすか…
松本駅西側のコンコースは北アルプスの山々が一望できるようにガラス張りになっている。大阪から夜行バスに乗って松本に着くとまず、このガラス張りの展望デッキを覗きに行くのが慣例となっている。この日もいつもと同じように北アルプスを拝みに駅へ向かっ…
UTMF2024のエントリー条件を満たすために、2023年でITRA2ポイント以上のレースを完走する必要があった。近場で手頃なレースを探して見つけたのが那岐ピークスタフトレイルだ。 レース前日の朝、大阪駅からJR高速バスに乗って岡山県の津山駅にやってきた。駅…
アドベンチャーランナー北田さんのSNSにて須磨ビーチマラソン開催の告知があった。主催は神戸のヤノスポーツさんのようである。“サハラ砂漠1200kmを走破したアドベンチャーランナー北田雄夫と42.195kmを走る”という謳い文句に惹かれた。面白そうだなと思いす…
大峯奥駈道 3日目 23:45 怒田宿跡 出発(2日目) 2日目はCT0.8ほどのペースだったので、それを勘案し予定より2時間早めて3日目スタート。月が煌々と輝き夜道を照らしてくれている。このような月夜の下を歩いていると One way streets 照らす月と歩いた 好き…
大峯奥駈道2日目 3:05 行者還避難小屋 出発 日をまたぐ縦走の場合2日目になるとペースが大幅に落ちる傾向がある。そのため計画では4時に出発する予定だったが、約1時間ほど前倒しで出発した。外の気温は15℃ほど。寒すぎず暑すぎず丁度いい気温。 4:30 弁天の…
目が覚めてスマホの画面を見てみるとまだ4時20分だった。昨夜はハイボールを飲んでから寝たので睡眠が浅い。5時にセットしておいた目覚ましのアラームを解除して部屋の電気をつける。朝食に買っておいたメロンパンを食べつつランニングの支度をした。 5時に…
堺に引っ越して吉野までの距離が近くなったこともあり行きたいと思っていたが、計画していた日に限って悪天候だったり、足の故障が長引いて走れなかったりと、なかなか行く機会に恵まれなかった大峯奥駈道。そもそもの問題として大峯奥駈道は水場の状態や、…
前回の武田尾お花見ライドで友人が1人来れなかったので、もう一度計画を立て直してのリベンジライド。4人とも神戸・大阪在住だがそれなりに距離が離れているので毎回集合場所に困る。今回は神戸組に頑張ってもらい住之江公園集合とした。大和川沿いに奈良方…
今日も安定の1時間前集合。誰かとの待ち合わせに自転車で向かう場合、毎回と言っていいほどかなり早く着いてしまう。いつまで経っても自転車で走るときの所要時間が読めない。 今回は高専の友人たちと武庫川沿いに三田まで走るお花見ライドを予定していたが…
森田食堂で晩ごはんを食べた後は、蔵本通りにあるネットカフェ「コミックバスター赤ビル店」に泊まった。ネカフェの上階には銭湯もあって、ネカフェを利用すると銭湯の割引券が貰える。呉で安く泊まりたいならオススメである。 翌朝トレランザックを背負い、…
自転車旅に最も適している移動手段はフェリーだと思っている。電車も悪くはないが、やはり輪行の手間とまわりの乗客への気遣いで疲弊する場合が多い。飛行機は輪行で利用したことはないが、電車以上に手間がかかるのは容易に想像できる。自家用車はどうだろ…
スノーボードをする友人のO君が氷ノ山国際スキー場に滑りに行くというので、それに便乗するかたちでもう1人の友人F君と厳冬期の氷ノ山へ登りに行くことになった。去年の冬も全く同じシチュエーションで来ているので、毎年の恒例行事になりそうな予感がする。…
しんしんと冷え込む山麓の朝は一面、雪景色である。東の空から昇ってきた太陽が、むこうに見える白い山肌の一部を照らし始めていた。雪山の朝がしずかに躍動する様子を眺めながらスノーシューをひたひたと歩ませていった。前日は夜行バスで長岡入りし、長岡…
こういったご当地パンを見かけるとついつい買ってしまう。あんパンに地名の焼印が入っているだけだが、それだけで普通のあんパンより美味しく感じる。「曽根」というローカル感が強めな点も評価が高い。曽根駅のベンチに腰掛け、曽根あんパンを食べているとT…
“今年一番最初に六甲山最高峰に登った人”の称号を得るために、今年も年越し六甲ハイクを敢行。ハイクというかトレラン。紅白歌合戦が流れるリビングでいそいそと山支度をする。その光景を見慣れている家族は特別何をいうわけでもなくテレビを観ている。 22時…
六甲山系の難ルートの一つとされる西山谷ルートに、友人のT君と挑戦することになった。住吉駅で集合し寒天橋までラン。寒天橋から西山谷ルートに入る。来年のOMMに2人で出場する予定なので、その練習も兼ねてヤマレコは奥の手とし、基本は地図とコンパス(使…
クリスマスが今年もやってきた。例年どおり特に予定もないので朝からゴロゴロしていたが、暇なときほど余計なことを考え憂鬱になる傾向があるので外出しようと思い立った。そういえば先週あたりから金剛山に雪が積もっているという情報が流れてきた。金剛山…
高専に行っていたころは週2くらいの頻度で実家から25km先の学校まで自転車で通っていた。冬場は家を出てもまだ薄暗く、HAT神戸のなぎさ公園で夜明けを迎えるのが常だった。そんなことを思い出しながら、同じ季節、同じ場所、同じ時間帯に夜明けを迎えた。い…
夜勤明けの日曜日、まだ夜が明けきらぬうちから電車を乗り継いで須磨浦公園まで来た。駅から少し離れた広場にはすでに多くのランナーが集まっていて、各々レース前の装備のしたくをしたり他のランナーと談笑したりしていた。その中に見たことのある顔があっ…
第10回神戸マラソンのエントリー抽選が当たった。東神戸マラソンではなく、神戸マラソンである。地元民なら一度は出たいマラソン大会であろう。マラソンといえば、日本におけるマラソン発祥の地は神戸である。1909年、湊川の埋立地(現在の新開地あたり)か…
六甲有馬ヒルクライムに出てから自転車熱が再燃しつつあったこともあり、勢いでちくさ高原ヒルクライムにエントリーした。レースへのモチベーションはそこまで高くはなかったが、ちくさ高原の近くに以前から行ってみたかった西粟倉村があることに気づき、エ…
何年ぶりかの家族旅行で蒜山高原へやって来た。幼少の頃にもここへ連れてこられたことがあり、下蒜山から中蒜山まで縦走登山した。下蒜山の山頂直下の鎖場で半泣きになったことは今でも鮮明に覚えており、その体験がショッキング過ぎたのか他の記憶はおぼろ…
六甲山でヒルクライムレースが開催されると聞き、すぐさまエントリーした。過去に六甲山でヒルクライムレースが開催されたのは10年以上も前のことである。記憶が定かではないが、そのレースではビーナスブリッジから摩耶山掬星台までのコースを、TT方式で競…
2時間ほど仮眠し23時に朝日小屋を出発。あまり眠れなかったものの十分身体を休められたので足取りは軽い。気温はさほど低くないが、ときおり日本海側から突風が吹き付けるため、ウインドブレーカー代わりにしているレインジャケットを羽織って次の目標となる…