関西三大トレイルも残すところあと一つ、ダイヤモンドトレールに行ってきました。奈良県香芝市の屯鶴峯から始まり、金剛山地、和泉山脈を縦走するコース。名前の由来はダイヤモンドの和名“金剛石”からとったものです。本来なら和泉山脈の槇尾山がゴールで、全長約50kmに及びますが、夜に用事があったので少し短縮し40km地点の紀見峠をゴールとしました。
就職先が大阪の堺市になるので、六甲山と代わってこれからのお庭になりそうです。
ダイトレの起点となる屯鶴峯はアクセスがやや不便な場所にあり、公共交通機関を使う場合、近鉄南大阪線の二上山駅が最寄駅になります。
7:11 二上山駅 出発
起点の駐車場まで駅から2kmほどあります。走る分にはいいですが、歩きだとちょっと遠く感じるかも。ちなみに駅にも駐車場にも近くにコンビニがないので、補給食等はあらかじめ持っていく必要があります。
さあスタートです。初めは速く速く登りがちですが、最初こそゆっくり登るのが肝心。まだ体の隅々まで酸素が十分に行き届いてないですからね。ウォーミングアップのためにも無理のない強度で登るのが大切です。
最初のピーク二上山を過ぎるとしばらく走りやすいシングルトラックが続きます。テクニカルさは全く無いので自然とスピードが上がります。
標高658.8mの岩橋山に到着。ここまで周りは樹林帯続きで展望ほぼゼロ。あれ、退屈やな、、、。
ここに来て階段地獄。いや歩きやすいんやけどさぁ、、こういう階段が一番精神的にしんどい。淡々と進みたいところだけどペース上がらず。
そうこうしてたらようやく視界が開ました。
標高959m大和葛城山に到着。山頂は高原になっていて、秋になるとススキがあたり一面を覆い尽くします。
そこまで標高は高く無いけど雲海も見れました。
向こうに見える山が次に登る金剛山です。
岩場が少し目立つ急坂を下り水越峠まで来ました。峠の名前の由来が気になったので調べてみるとやはり昔の水争いから名付けられたそうです。確か六甲山の土樋割峠も同じように、昔の水争いの地であったことから名付けられていたと思います。峠は水の分かれ道ですからね。
水越峠から金剛山まで約600mの標高さを一気に登ります。葛城山のような階段が延々と続き乳酸が溜まります。
標高が高くなるにつれ霜柱が増えてきました。
先ほど登ってきた葛城山が見えます。高原になっていて分かりやすいですね。
ようやく金剛山に着きました。山頂にある葛木神社↓“葛城”と“葛木”、どっちかに統一してほしい。
金剛山といえばここ、ライブカメラでお馴染みの国見城跡。ライブカメラで30分ごとに撮影され、ネットに自動的にアップされます。山頂の天気の問合せが神社に殺到したため、ライブカメラを設置するようになったそうです。
実際にネットにアップされた画像↓どっかに映り込んでます笑
さて少し休憩してからスタート。あとはゴール地点の紀見峠まで下るだけです。
と言っても何箇所か小ピークがあるのでアップダウンの繰り返し。なかなかしんどい。
金剛山から10km以上走ってようやくゴール!
15:20 紀見峠駅 到着
駅のすぐ側にある寺本酒店さんでカップラーメンとコーラを購入。ありがたいことにお湯も入れてくださいました。
はぁ、この瞬間のために生きている!!!