茄子がままに

週末の山遊び、街遊び、自転車遊びのこと。ホームマウンテンは六甲山です。

2023-01-01から1年間の記事一覧

TJAR2024の参加条件変更について思うこと

4月29日にTJAR2024の参加要件が発表された。2022年大会からの大きな変更点は2つ。その内容を公式HPから引用する。 TJAR2024においては、これまでの内容を踏襲した上でいくつかの変更を加えています。大きい所では「③参加条件 1,」本大会を想定した行動につ…

栂海新道から白馬岳②(2022/08/13,14)

親不知海岸から標高2418mの朝日岳まで、約27kmつづく栂海新道が開通したのは1971年。北アルプスの登山史としてはごくごく最近の話である。地元の電気技術者である小野健さんを筆頭に「さわがに山岳会」のメンバーの手作業によって開通された。藪刈り中に富山…

六甲山に寄せて(2023/04/09)

六甲縦走キャノンボールランで知り合ったウエダさん、マツイさんのお二人と、マツイさんのお友達のトラさん、サオリさん、カオリさんの計6人で、去年の6月に摩耶山を走った。元来人見知りの自分でも居心地よく山を楽しめたのは、皆さんの人柄の良さに他なら…

Pink Moon(2023/04/02)

三宮センター街のジュンク堂で又吉直樹の新作エッセイ集『月と散文』を買い、リューアルオープンしたての東遊園地のベンチに座ってページをめくる。春の陽気、通りぬける風、青々とした芝生、子供のはしゃぐ声。どこをどう切り取っても春の休日に相応しい和…

タオルケットは穏やかな(2023/03/05)

ホール全体を震わすシューゲイザーの爆音は、私の身体の深部までも共振させる。その振動に耐えんと身体が強張るが、末端の震えは止まらない。ボーカルが加わることで爆音はさらなるエネルギーを持ち、容赦なく押し寄せてくる。気を抜けば奥から身体がボロボ…

栂海新道から白馬岳①(2022/08/13,14)

2021年の段階で計画していた親不知ー上高地の北アルプス縦走は、5月のカトブンで酷使した足の怪我により不可能となっていた。今の足の状態や体力を考慮し、短縮版として親不知から爺ヶ岳あたりまで縦走できればとも考えていたが、どうにも山行計画日の天気が…

TJAR2022開会式(2022/08/07)

8月6日金曜日。連日の大雨による土砂災害の影響で特急サンダーバードがまさかの運休。仕事が終わる17時に会社を出て、深夜0時までに富山県西魚津に到着するためには…と急いで調べる。結局、新幹線で大阪から名古屋まで出て、高速バスに乗り換えて富山へ向か…

悠久の自然(2022/11/3,4,5,6)

日々の暮らしに追われている時、もうひとつの別の時間が流れている。それを悠久の自然と言っても良いだろう。そのことを知ることができたなら、いや想像でも心の片隅に意識することができたなら、それは生きてゆくうえでひとつの力になるような気がするのだ…