UTMF2024のエントリー条件を満たすために、2023年でITRA2ポイント以上のレースを完走する必要があった。近場で手頃なレースを探して見つけたのが那岐ピークスタフトレイルだ。
レース前日の朝、大阪駅からJR高速バスに乗って岡山県の津山駅にやってきた。駅前の定食屋さんで津山名物のホルモン焼きそばを食べながら今日明日の計画を立てる。宿泊先は津山駅から徒歩1分の「ホテルα-1津山」にした。本当はレース会場近くにしたかったが、ホテルを探すのが遅すぎた。この選択がのちに悲劇を招く。
ホルモン焼きそばを食べたあと、事前受付をするためにホテルでシングルギアのママチャリを借りて11km先のレース会場へ向かった。会場につき受付しようとすると必携品の提出を求められたが、必携品チェックはレース当日にするものと勝手に思い込んでいてホテルに置いてきたので受付できず…。仕方ないのでまた11km先のホテルへチャリンコを漕いで帰った。
レース当日、始発で津山駅から高野駅へ。高野駅から32kスタート地点の奈義町役場まで向かう。約12km。この時なぜか会場は奈義総合運動公園と思い込んでいた。受付締め切りは7時半。奈義総合運動公園に着いたのは7時15分。ここでスタート地点を間違えていたことに気づき慌てて2km先の奈義町役場へ向かう。ちなみにこの時は旅行の荷物を30Lのザックに詰めて背負っていた。キロ6分で走りなんとか受付に間に合う。レーススタートまで30分。落ち着く間もなく急いでゼッケンやら補給食の準備やらを済ます。
なんとかスタートに間に合った。すでに15kmほど走ってきたのでウォーミングアップは充分!さあいよいよスタート。完走さえ出来ればミッション達成なので気は楽である。
8:00 奈義町役場スタート
奈義山を正面に見据えながらまずは登山口までのロードを走る。すでに暑い。登山口の手前あたりで、六甲CBでパンダエイドをされてるMさんに遭遇。知り合いに会えると嬉しい。
どこか分からないけど林道。恐らく那岐山の中腹あたり。気持ちよく走れる区間だが周りのランナーさんもなかなか速くて後ろからガンガン抜かされる。が気にしない。
10:02 那岐山
奈義町が見渡せて気持ちいい。ここから展望のいい稜線を走れるが、発汗量が多すぎたのか気分が悪く、なかなかペースを上げて走れなかった。
記憶がおぼろげなのでかなり飛ぶが、第二エイドに到着。やや熱中症気味なので、コーラを飲んで水を頭から被って10分ほど休憩。あぁ早くゴールして帰りたい…。
長めに休憩したのが功を奏し、残り約10kmは走れた。特に最後はロードの区間が5kmほどあるが、レース終盤にもかかわらずキロ5分ほどで飛ばせた。前にいたランナーを次々と流していくのは楽しく、そのまま気分よくゴール!ゴール後のアイスコーヒーが美味しかった。
自分と同じくらいのタイムでゴールした方が塩屋マウンテンクラブのTシャツを着てたので声をかけると、なんとInstagramでフォローしていたSさんだった。ありがたいことに塩屋の日曜練に誘っていただけたので、また後日参加させてもらう約束をした。
ゴール後にもう一つ朗報が。年代別で3位だったようで表彰状を貰った。20代ということでそもそもの母数が少ないのだが、やはり賞状をもらえると嬉しい。遠くに見える那岐山にお礼を告げて帰路に着いた。