就職により4月から大阪の堺市に移り住んだわけですが、4/25が曽祖母の13回忌の法事ということで神戸に帰ることになりました。極力人に会わないように帰るにはどうすれば良いか?自転車で帰るのが1番手っ取り早いのですが、社寮から実家までの距離を調べてみると42.3km………走れと言わんばかりの数字でした笑
というわけで突如、帰省フルマラソンを走ることに。2日分の着替えと、法事に出るので革靴やらシャツやらを詰め込むことを考えると、選ばれたのはOMM Classic32でした。
クリキャンアワイチ以来の登場です。本当は連泊縦走を想定して買ったザックなんですけどね。あー早くアルプス行きたいなぁ、、、
パンッパンに詰め込んだら予想以上に重い。水込みで約8kgになりました。
そんなこんなで22:00きっかりに社寮スタート。人を避けるために深夜帯に走ることにしました。目標は5時間、明日の3:00までに着きたいところです。
深夜帯を選んだのは大正解!人通りは皆無でストレスなくランに集中できます。
序盤はキロ6分のペースで走ります。心肺的には余裕ですが、一歩一歩の重みが普段とは段違いです。これ以上ペースを上げると、おそらく20kmも脚が持たないでしょう。
そう考えると、TJAR絶対王者の望月さんのギネス世界記録はとんでもないことが実感できます。彼は2015年の東京マラソンで「40ポンド(18.1kg)の荷物を背負って走った最速マラソンタイム(男性)」の記録を更新しました。
そのタイムがなんと3時間6分16秒! ペースに直すとキロ4分24秒
どんなトレーニングを積めば、そんな記録が出せるのでしょうか…笑
深夜0時ごろに京セラドーム前を通過しました。ほぼ20km地点ですがペースは変わらずキロ6分を維持。でもそろそろ脚がキツくなってきました。
これは安治川大水門です。形式はアーチ型水門といい、アーチ型の鋼製ゲートが上流側に倒れることで水門を閉鎖します。この形式の水門は通常の水門と比較すると航路の確保、耐震性、耐風性の面で優れているそうです。
ちょっと嬉しくなる標識を発見。
尼崎まで来ると2号線に移り最後のスパートにかかります。
と言いたいところなんですが、25km地点で完全に脚が売り切れました。とにかくザックが重たいです。
見慣れた道を行くのは逆に「まだここか…」という気持ちになり精神的にしんどかったです。西宮からはほぼ歩いてました笑
結局、実家に着いたのは3時32分。ということでタイムは5時間32分。予定よりも30分以上オーバーしてしまいました。